うるう年だね!
夜吉祥寺のキチムで向井秀徳アコースティック&エレクトリック。3時間の長丁場、二部構成で途中休憩を挟むスタイル。
何度もアピール()してるけど、私はUWFを体験できなかった「遅れてきたU信者」で、その残骸を求めてパンクラスやら田村やらを追いかけ続けたわけで。
ここ1〜2年ZAZENやアコエレのライブでは、観客が静まり返って演奏を聴いている光景がほとんどで、それがまるで昔のパンクラス会場のような雰囲気で、やっぱり私はこんなところにまで「Uの残骸」を求めてたんだなあ。
共通するのはストイシズムと緊張感と、なにか新しいものが観られるんじゃないかという期待と。
ヒリヒリするような緊張感の中、無駄を削ぎ落とした演奏。客が黙ってるのはしらけてるのではなく、全てを見落としたくないと集中しているから。
それはまるで、流れるように美しく完璧に極る関節技を観ているような感じ。
そしてこうやって森羅万象全てをプロレスに当てはめる、ター山週プロで育ったプヲタの悪い癖。