かゆいよー。
宮崎県の口蹄疫問題がようやく報道され始めたと思ったら、なぜか県が悪者にされていたでござる。
不謹慎かもしれないけど、今回のことで「ネットメディア」のできることがうすらぼんやり見えてきた気がする。
「口蹄疫とは」から陰謀説、怪しいうわさ話まであらゆる情報から、信頼できるソース（今回は県知事や酪農家のtwitterやブログなど）を選択し、追っていくことで流れは見えたし、USTやyoutube、ニコ動などの動画サイトで、編集されていない生の声を見聞きすることもできる。普段なら「ネットの情報なんて匿名のあやふやなもの」と言われておしまいだったけど、今回は全国的にも有名な県知事が直につぶやいた情報がソースだったのが大きいんだろうな。これほど確実な情報ないもの。
昨日から始まった報道解禁の時点で、ネットユーザーの基礎知識はできあがっていたわけだ。今更「食べても平気な肉ならなぜ殺処分するんだ」とかアホなことを言うテレビに「アホか！」とツッコミを入れられる。
診察した獣医や東国原知事が悪者にされようとしている。しかし私たちは知っている。本当に悪いのは誰か。頑張ってきたのは誰か。
テレビや新聞に見切りつけられたくなかったら、まともな報道をしてください。
毛虫かもしれん。